まずは動くことから ボクシングのディフェンス

技術
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今回の動画の対象としてはボクシングを始めてスパーリングの恐怖をある程度克服できてきたけど、思うようにディフェンスができない。そんな方を対象にしています。

先に動画を見てもらうと分かりやすいと思います。

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避けようとすると避けられない

余程パンチが遅くないと見てからパンチを避けることはできません。大切なのはパンチを打つ前に相手の体のどこかに出る気配を察知することです。
例えば具体的に言えばパンチを引いて打つとか、踏み込んで来る前に一度小さく屈むとか、肩が動くとか表情が微妙に変わるとかあとは攻撃のリズムです。打つ瞬間は相手の雰囲気が変わります。

ただそんなことを言われても初めのうちは難しいと思うので、今日は具体的に僕がスピードがある相手と戦うとき、どんなことを心がけているのか。
その方法をご紹介します。

二つあります。
一つは距離をとること、もう一つは動きを止めないことです。
この二つを実践していれば自ずとあいてのパンチは外れます。

止まらない

一つ目の止まらないってのは何かっていうとリズムです。
パンチを「避けよう」と考えると相手の動きを見すぎるあまり動きが止まってしまいます。
これはよくありません。
少し想像してみてください。
止まっているダーツの的、動いているダーツの的、どっちが当てるのが難しいか。
簡単ですね。動いている的です。
そして先ほども述べたようにパンチを見て避けるのは無理です。
見てから避けようとしてはいけません。
まずは常に体を弾ませるように揺すってリズムを刻み続けること。
結果的にパンチが外れるようになります。
「避ける動き」よりも「動きのリズムを止めない」ことに重点を置いて練習しましょう。
このリズムの刻み方は選手によっていろいろです。
横に頭を振る選手、前後のフットワーク、前後の頭の動き。
やりやすい動きや自分の好きな選手はどうやっているのかどんな動きをしているのかよーく確認して真似してください。

距離をとる

ディフェンスで重要なことあと一つ。
距離です。
集中して相手を見ようとするあまり顔が相手に近づいてしまいがちです。
距離が近くなると相手の全体像が見えなくなるので相手がパンチを打つ前の動作、気配が見えなくなり反応が遅れます。
まずは相手のグローブから顔を遠ざけて見て下さい。

やるべきことをやれば自ずとパンチは外れる

ボクシングを始めてディフェンスが難しく感じるという方はまずはこの二つを試してみてください。
避けることではなく、避ける為に重要なポイントを押さえることがディフェンスの改善には重要になります。

他にも力を抜くとか、相手を真っすぐ見ないとかいろいろありますがまずはこの二つができるようになると相手のパンチを躱せるようになります。
僕がそうでした。

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Die Hard – ダイ・ハード
この記事を書いた人

第41第東洋太平洋(OPBF)ウェルター級王者
元WBC世界同級34位
元WBO-AP同級3位
元角海老宝石ジム所属

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